平成29年10月21日開催の翁久允賞選定委員会の選考結果により、以下の通り受賞者を決定、贈賞式および記念講演を開催致します。

受賞者: 太田久夫氏(高岡市在住)書誌作成者・郷土研究家

太田氏の受賞理由および経歴につきましては、下段をご参照ください。

 

<翁久允賞贈賞式および記念講演>

日時: 2018年2月3日(土曜日) 午後2時より

場所: 富山市立図書館本館3階 セミナールーム

住所: 〒930−0062 富山市西町5−1 TOYAMAキラリ内

 

贈賞式の後、富山市立図書館との共催で、太田久夫氏の記念講演「郷土研究のための書誌づくり」が、同会場で開催されます。

また、講演会の後、図書館本館5階の特別コレクション室「翁久允文庫」の見学会が行われます。

※贈賞式への参加ご希望の方は、1月25日(木曜日)までに、当財団までお知らせください。

FAX:  076-421-6457

E-mail:  info@okinakyuin.org

 

受賞者: 太田久夫(おおた ひさお)氏

書誌作成者・郷土研究家

受賞者紹介

1936年8月20日 富山県高岡市生まれ

1959年4月      富山県立図書館勤務

1990年4月    高岡中央図書館長(2005年3月まで)

2011年6月    富山県郷土史会会長

著書

『郷土雑纂』、『古城の杜』、『続古城の杜』、『富山県の基本図書』、『続々古城の杜』など

監修

『高岡今昔写真帖』、『ふるさと高岡』、『高岡高等学校同窓会会員著作目録』など

受賞理由

太田久夫氏は、富山県における書誌づくりの第一人者。図書館業務のかたわら自らの発意、もしくは他から乞われて数多くの書誌を作成、研究者のみならず広くレファレンス等に活用されている。また、富山県郷土史会、越中史壇会、富山近代史研究会、二上山総合調査研究会、千保川を語る会などで、氏の博識と旺盛な奉仕の精神により郷土研究の普及や市民有志の研究意欲高め、数多くの冊子をまとめた功績は大きい

翁久允賞選考委員: 久泉 迪雄、八木 光昭、木下 晶、須田 満