「おきな・きゅういん」っていったい誰?
と思う方も多いでしょう。翁久允は現在の立山町六郎谷出身の小説家、
編集者であり地域の文化を創造するプロデューサーでした。1888年に生まれ、1973年に亡くなったので今年は「没後50年」にあたります。
翁は、アメリカで約18年を過ごし、インドを訪ねたことで「世界を見つめる視野の広さを持ちながら、生まれ故郷の富山を見つめる」普遍的な人間の価値を見つけ出します。
富山の文化を根気よく育て、多くの人に影響を与えた翁は、たくさんの【ことば】を残しました。
どのように受け止めると現代に生きるわたしたちの人生がより豊かになるのかをお伝えします。
また、翁の【ことば】を、富山市出身の劇作家・演出家であるタニノクロウさんが朗読。翁久允が執筆に使った書斎や庭での朗読は【ことば】の持つ力を十分に感じることができるでしょう。
出演 逸見久美 須田満 水野真理子
朗読 タニノクロウ
ナレーション 武道優美子